キーボードレイアウトをいじるとATOKが自動起動しない

ハマったのでメモ。

Shift+Alt+Tabで逆回りできない

UbuntuでもWindowsのようにAlt+Tabでウィンドウが切り替えられるわけだが、何故かShift+Alt+Tabで逆回りに選択することができない現象に出くわした。会社のPCではちゃんと逆回りで動いている。
Compizの場合、Application Switcherというのがソレなんだが、Bindingsを見るとちゃんとPrev windowにShift+Alt+Tabが割り当てられている。


何故だろうと思って色々調べてみると、どうやらキーボードのレイアウトオプションに秘密が隠されている模様。
「キーボードの設定」の「レイアウト」「レイアウトのオプション」を開くと、Laytou switchingというのがあって、これのAlt+Shift change layout.というのが有効になっていると、Alt+Shiftがこっちに食われてしまうようだ。
というわけで、無効にしたら無事逆回りできるようになった。

ログイン時にATOKが起動しない

翌日帰宅して早速Ubuntuをいじろうと思ったらなんか日本語が入力できない。つーか、ATOKがいない。
/opt/atokx3/bin/atokx3start.shを実行すると起動はするけど、なんでログイン時に自動的に起動しないんだ。
これも会社のPCでは普通に起動している。


ぐぐってみるとatokx3start.shをセッション(自動起動の設定)に追加するとかそういう方法が出てくるんだが、そんなダサいのは嫌だ!
つーわけで、頑張って調べてみるとこんな記述を見つけた。


・キーボードのレイアウトの設定
英語キーボードでインストールすると、レイアウトが正しく反映されません。
レイアウトを変更し、また、SCIMのキーボードの設定も修正します。
これで、\マークも入力できるようになります。
しかし、Atok X3 for Linuxを入れようと思っているときは、設定を変えてはいけません。このように変更すると、Atokが自動的に起動しなくなります。

どうやらキーボードのレイアウトを変えるとATOK自動起動しなくなるらしい。
一日経っていたのですぐにはピンと来なかったんだが、前述のShift+Alt関係の設定がいけなかったらしい。この設定を元に戻して再ログインするとATOKが起動する。
だがしかし、ウィンドウ切り替えの逆回りは捨てがたい。
一度アンインストールして、レイアウトを変更した状態から改めてインストールもしてみたがダメだった。


悩みつつも色々眺めているとあることに気づいた。
「キーボードの設定」と/etc/X11/xorg.confの内容が一致していない。
たぶん前者はユーザローカルな設定で後者はシステムグローバルな設定なんだと思うけど、もしかしてこの不一致が原因ではないかと思って、xorg.confのXkbOptionsからgrp:alt_shift_toggleというのを削除してみた。


ビンゴ。Shift+Alt+Tabも有効なままATOKも起動した!
何故会社でハマらなかったのかが不思議だが、とりあえず解決したので良しとしよう。