MacBook Proを買った(+環境構築編)

最近Macが欲しくて欲しくて仕方がなかったんだけど、この前ちょうど新モデルが出たので買ってみた。
MacBook Pro 13インチだけなんでCore i5じゃねーんだよこのやろー。と悩みつつもやはり15インチは大きすぎるということで13インチにした。まぁ、Mac初めてだし入門ってことで。

最初にやったこと

箱を開けてすぐにでも触ってみたかったけど、ぐっと我慢してまずはApple ポータブル:コンピュータのバッテリーを調整して最適な状態にする - Apple サポートの通りに充電をした。
フル充電までいけばあとは使ってもいいようなので、そこからセットアップなどを始めた。
セットアップ内容などはMacbook (with Snow Leopard) 買った後にやったことまとめ - IT戦記を参考にした。


Apple IDの入力からユーザ登録のところは飛ばしていいみたい。
iPhoneを使っているのでApple IDは持っていたんだけど入れないことにした。
これを入れると名前や住所を自動的に取得して登録に使うみたいなんだけど、住所や電話番号までOSに登録するのは気持ち悪いという声もあったり、別に登録しなくてもいい感じだったので。
ユーザ登録の画面は一見スキップできなさそうだけどCommand+Qで閉じることができる。


ローカルアカウントのフルネームは文字通りフルネームを入れてしまいそうになるけど、英数小文字のユーザIDを入れておく人も多いみたい(ショートネームと合わせる)。
というのもログインなどの認証ダイアログに出てくるユーザ名がここで指定したフルネームだったり、各アプリで使用される初期ユーザ名もこのフルネームだったりするので何かと気持ち悪い。


で、めでたく初期設定が終わるとデスクトップが表示されて、ネットワークに繋がってれば程なくしてアップデートが走る。
あとはシステム設定を片っ端から眺めてお好みに設定していく。
コンピュータ名はアカウント作成で入力した内容から適当に作られるっぽいので入れ直した方がいいと思う。


以下、設定内容や入れたアプリなどのメモ(長いよ)

システム設定

自分がやった設定。初期設定を覚えてないので変更点は正確ではないかも。

Dock
  • サイズを小さめに
  • 「Dockを自動的に隠す/表示」にチェック
ExposeとSpaces
  • Spaces
    • 「Spacesを有効にする」にチェック
    • 「操作スペース間の切り替え」option+command+矢印キー
    • 「特定の操作スペースへの切り替え」option+command+数字キー
セキュリティ
  • 一般
    • スリープの後、またはスクリーンセーバー(略)、「5秒後」にパスワードを要求
    • 「自動ログインを使用不可にする」にチェック
  • ファイアウォール
    • 「入」にする
    • 詳細
      • 「すべての受信接続をブロック」のチェックを外す
デスクトップとスクリーンセーバ
  • スクリーンセーバ
    • 「時計と一緒に表示」にチェック
    • 「スクリーンセーバを開始」を5分に変更
言語とテキスト
  • テキスト
    • 「記号とテキストの置換」のチェックを全部外す
  • 入力ソース
    • (あとでGoogle日本語入力を入れる)
    • Google日本語入力の「ひらがな」と「英数」だけにチェック
    • 「入力ソースのオプション」の「書類ごとに異なるものを使用」にチェック
キーボード
  • キーボード
    • 「キーのリピート速度」一番速いに変更
    • 「リピート入力認識までの時間」一番短いに変更
    • 「F1、F2などのすべてのキーを標準ファンクションキーとして使用」にチェック
    • 「環境光が暗い場合、キーボードを発光させる」のチェックを外す
  • キーボードショートカット
    • (ショートカットは思いついた時に随時追加)
    • 「フルキーボードアクセス」の「全てのコントロール」にチェック
トラックパッド
  • 1本指の操作
    • 「タップでクリック」にチェック
    • 「ドラッグ」にチェック
省エネルギー
  • (自分の使い方に合わせて設定)
ネットワーク
  • (自分の環境に合わせて設定)
Bluetooth
  • 使わないのでオフに
  • Bluetoothの状況をメニューバーに表示」のチェックを外す
共有
  • 「コンピュータ名」を変更
日付と時刻
  • 時計
    • 「24時間表示にする」にチェック
    • 「曜日を表示」にチェック
    • 「日付を表示」にチェック

ネットワーク越しのアクセスで.DS_Storeを作らないようにする

Finderでディレクトリを開くと.DS_Storeっていうファイル*1ができるんだけど、ネットワーク越しにファイルサーバとかWindowsとかにアクセスして作りまくっていくのが嫌なのでこれを無効にする。


ターミナルでこんな感じに実行する。

defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores true

ちなみに、ローカルで作らないようにする方法はないらしい。

アプリを入れまくる

環境系

Growl
色々なアプリと連携して情報をポップアップで通知してくれるやつ。定番。


MuteCon
OSの起動音をミュートしてくれるツール。


KeyRemap4MacBook
MacBookのキーマッピングを入れ替えられるツール。特定のアプリでだけ有効にしたりもできる。
バックスラッシュ問題に対応するために必須。
とりあえず、command_R+矢印をHome, End, PgUp, PgDownにしてみた。


BetterTouchTool
トラックパッドの設定を標準よりも細かく設定できるツール。
4本指スワイプでSpacesの切り替えがしたかったので入れてみた。
他にもマウスやキーボードの割り当てもできる。


Witch($19) ※導入検討中
タスク切り替えの代替アプリ。標準のcommand+tabはアプリ単位だけどWitchはウィンドウ単位に切り替えられる。
Windowsスイッチャーはこっちのほうが感覚的に操作しやすい。


Google 日本語入力
ことえり爆発しろ!


QuickSilver
コマンド型の定番ランチャー。
検索したりメール送信したりファイル操作したりと色々なことができるみたいだけど、今のところただのランチャーとしてしか使いこなせてない。


Pasteboard Recorder2
クリップボードの履歴管理ツール。


ClipMenu
これもクリップボードの履歴管理ツール。
こっちのほうがCLCLの使い勝手に近い。スクリプトでカスタマイズもできる。

エディタ系

MacVim-KaoriYa
MacVimに香り屋パッチなどを適用したバージョン。gVimないと生きていけない。


mi
定番テキストエディタ。設定も豊富で自分色に染められる。


CotEditr
ややプログラマ向けのテキストエディタ。こちらも有名みたいなので入れてみた。


0xED
バイナリエディタ。何種類かあるうちでこれが使いやすそうだったから。


KDiff3
定番Diffツール。いいのがなさそうだったのでとりあえずこれにした。


Meld
これも定番のDiffツールなんだけど、FinkMacPortsでの導入となる。
MacPortsで入れたらGNOME環境がガリガリ構築されていって焦ったw

ネット系

Firefox
WindowsでもずっとFirefoxなので。
プロファイルはWindowsのものをディレクトリごとコピってきて、設定ファイル*2中のファイルパスとかだけMacに合わせて書き換えて使っている。


Google Chrome
本当はChromePlusが使いたかったんだけどMac版は出てなかったので、とりあえずGoogle Chromeを入れてみた。


LimeChat
WindowsでもiPhoneでもずっとLimeChatなのでMacでもLimeChat
TIG*3とか使ってる場合、Twitterのユーザアイコンとかも表示できるらしい。すごい!


夜フクロウ
定番Twitterクライアントのひとつ。Tweenユーザなのでこれが一番しっくりきそう。


Skype
定番チャット/メッセンジャー。とりあえず入れておいた。


Adium ※導入検討中
Skype以外は今はほとんど使ってないので、必要になったらこれを入れるかも。


iTerm
標準のTerminal.appは256カラー表示が出来ないので、有名そうだったiTermを導入。


Cyberduck
FTP, SFTP, SCP, WebDAV, Amazon S3と色々対応してるファイル転送アプリ。

アーカイバ

The Unarchiver
展開専用だとこれがいいっぽかったので、とりあえず入れてみた。


keka
展開と圧縮ができる。アイコンが若干キモイw
圧縮時にはリソースフォークを含めない設定ができる。
なお、展開が少々おかしいみたいで、エイリアス(?)とかがうまく復元されなくて、Applicationsへのエイリアスが一緒に入っていてドラッグでインストールみたいなやつがうまくいかない。


CleanArchiver
これも圧縮と展開ができる。リソースフォークや.DS_Storeを除外する設定などもあって便利そう。

ファイラー

ForkLift($29.95) ※導入検討中
便利そうな二画面ファイラー。FTP, SFTP, WebDAV, Amazon S3などにも対応している。すごい!
キーボードカスタマイズもできるっぽいので使い勝手も良さそうなんだけど、ちょっとお高いのが。導入検討中。


muCommander
こちらも二画面ファイラー。Javaでできてるのかな?多数のプラットフォームで動作するみたい。
これもFTPやらなにやら多数*4サポートしている。
しばらくはこれを使ってみようかな?

その他

AppCleaner
アンインストーラ
Macのアプリは.appをApplicationsに突っ込むだけなので、それを削除すれば基本的にはいいんだけど、AppCleanerを使えば設定ファイルなど関連するものも自動検出して削除できる。


TrueCrypt
ディスク暗号化ツール。WindowsLinuxでも使ってたのでMacでも使えるのは助かる。
ディスクだけじゃなく、普通のファイルベースのコンテナとしても使えるのでポータビリティも高い。

お遊び

レトロプレイヤー
iPhoneにも同名のアプリがあるんだけど、Macを買ったら是非とも試してみようと思っていた面白アプリ。
古くさいレコードプレイヤーを模したアプリで、曲を読み込んで再生させるとノイズが乗ったり音がゆがんだり音が飛んだりといった再生をしてくれる。楽しい。

SIMBL

SIMBL
CocoaアプリのNSInputManager拡張を利用したハックを実現するツール。
本来的にはテキスト入力補助の拡張が目的なんだろうけど、事実上何でもありの拡張プラグインみたいな感じ。


Visor
ホットキー一発でTerminal.appが画面に覆い被さるように出てくるSIMBLプラグイン
Terminal.appを頻繁に使う人にはいいかも。しかし自分はiTermに乗り替えてしまったので使っていない。


TerminalColoreopard
Terminal.appのANSIカラーを編集できるようにするSIMBLプラグイン


TerminalEastAsianAmbiguousClearer
Terminal.appで漢字などの倍角相当の文字を適切な幅で表示させるためのSIMBLプラグイン

MacPorts

Xcode
MacPortsコンパイルに必要なのでOSのインストールDVDからXcodeを入れる。入れたらソフトウェアアップデートする。


MacPorts
Mac用のパッケージ管理システム。いわゆるportsMac版みたいなもの。


この辺も参考に。
MacPortsでステキなUNIXツールをインストール - はこべにっき ♨
http://lapangan.net/darwinports/index.php?HowTo


で、MacPortsでとりあえず入れたもの。

フォント

ダブルクリックしてプレビュー表示からインストールするか、Font Bookを起動してまとめてインストール。
愛用のM+系フォント(M+1VM+IPAG-circleがお気に入り)とIPAフォントを入れておいた。

*1:位置やサイズ、アイコンの並び順とかまぁそんな情報が格納されてるっぽい

*2:prefs.jsとかextensions.rdfなど

*3:TwitterIrcGateway

*4:FTP, SFTP, SMB, NFS, HTTP, Amazon S3, Hadoop HDFS and Bonjour