Ubuntu 8.10 Serverを使ってみた

CentOSにも飽きてきたのでUbuntuのサーバ版を試してみることにした。
サーバ版は日本語Remixとかはないのでubuntu.comの方から落としてくる。

インストール

デスクトップ版とは違ってキャラクタベースのGUIインストーラ
手動でパーティションを編集するときの操作方法がわかりづらかったけど、それ以外はこれといって躓くところも無し。
暗号化とかLVMの設定もできるけど、最終的にはガイドに任せた。


インストール途中でサーバの用途を決める箇所があって、メールサーバとかLAMPサーバとか選ぶと、そのための様々なパッケージがインストールされる。
今回は次の項目を選択してみた。


あとからtaskselコマンドで変更することもできる。
それぞれどのようなパッケージがインストールされるのかは、tasksel --task-packagesで確認できる。

$ tasksel --list-tasks
i server        Basic Ubuntu server
u dns-server    DNS server
u edubuntu-server       Edubuntu server
i lamp-server   LAMP server
u mail-server   Mail server
             :
             :

$ tasksel --task-packages dns-server
bind9-doc
bind9utils
bind9

こんな感じ。

アップデート

インストール後は、何はともあれパッケージアップデート。
デスクトップ版と同じく、rootにはならずに全てsudoで操作する。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade


続いてお気に入りの設定ファイルとかをscpでコピーするも、vimがエラーでまくりになってしまった。
どうやらvim-commonとvim-tinyしか入っていないらしいので、通常のvimパッケージをインストールする。

sudo apt-get install vim

これで主立ったプラグインやマクロも使えるようになった。


そしてこれは後でTracをインストールする時に気づいたんだがzip、unzipが入ってないのでこれも入れておく。

sudo apt-get install zip unzip

もしかしたらjaバージョンを入れた方が幸せなのかもしれないけど面倒くさいのでこのままとする。


これは個人的なことだが、xterm-256colorが使いたかったのでncurses-termも入れておいた。

sudo apt-get install ncurses-term

あとはApacheとかの設定をしたりパッケージを入れていけば運用できる。


2009-01-28追記
コンパイル環境が入ってないので、何かソースで入れるだとかする場合はbuild-essentialも入れておくと良い。cpanで気づいた。

sudo apt-get install build-essential