ノートPCのUbuntuを入れてみた
すっかりUbuntu生活にハマってしまったので、3年前に買ったLaVie G type RXにもUbuntuを入れてみた。
120GBの2.5インチHDDに入れ替えて、Windows XPとUbuntuのデュアルブート環境を構築。
手順はこんな感じ。
- LaVieの再セットアップディスクを使ってXPをインストール。
- Cドライブのみ復元を選択したが、Dドライブが自動的にNTFSでフォーマットされたのでパーティションをいったん削除。
- UbuntuをCDから起動。セーフグラフィックモードに設定してからインストールを選択。
- パーティションのところで「最大の連続空き領域を使う」を選択。
UbuntuのCDから起動したときのメニューでセーフグラフィックモードを選択しないと、Xが起動したあたりでフリーズして何もできなくなる。そうしてインストールした後は特に何もしなくても普通に起動するようになる。
パーティション設定はDisk Druidほど機能的でないのでややとまどったが、「最大の連続空き領域を使う」にするとパーティション未作成の領域を全て使って自動的に作成してくれる。
一番上に表示されるWindowsパーティションをドラッグで調整できるやつは、デフォルトでWindowsが最小になってるので困る。そこは触らないで欲しいんだけどなぁ。
あとは完全に手動でパーティションを作っていくモードしかない。自分で細かく決めたい人はそっちのほうがいいんだろうけど、自分はそこまで詳しくないしノートPCで/homeだけ分離とかも考える必要ないと思ったのでガイドに任せた。
ガイドを使うには
- ディスク上の全てのパーティションを潰してインストール
- Windows領域とUbuntuを入れる領域をマウスで調整してインストール(既存領域に影響が出そうなので避けたい)
- 未フォーマットの領域を全て使ってインストール
の3種類しか選択肢がない。既存のパーティションのうちのひとつを潰してそこにインストールする場合は手動で設定するしかなくガイドしてくれない。手順の2番目でわざわざDドライブにあたるNTFS領域を消したのはこのため。
Ubuntu動いた\(^o^)/
LaVie RXはモバイルとデスクトップリプレースの中間的存在で結構大きい(パワフルモバイルと謳っていた)。
14.1インチで1400x1050(SXGA+)という解像度を誇っている。物理サイズこそ小さいものの会社のPCよりも広いとか……。
そしてATI Mobility Radeon 200Mというチップを積んでいるせいなのか、しっかりCompizが動く。まぁ、重いとはいえFF11が動いたぐらいだしな。
アニメーションが若干引っかかる時もあるけどキューブとかもストレスなく動く。
そして、GMA3100で3Dよりも何故かクソ重かった2Dスクロールはこっちのほうが速い気がする。なんぞこれwwww
まぁGMA3100がクソ過ぎるんだろうな。
ただ、サウンド周りがデフォルトでは鳴らなかったが、「Ubuntu 音」とかでぐぐると出てくる「External Amplifierをオフにする」解決方法で無事鳴るようになった。
ニコニコも普通に見られるし、動画ファイルもちゃんと再生できる。
3年前のノートでも全然いけるな。
実はノートの買い換えを検討していたんだが、気に入ったモデルがないのとCentrino2が出たばかりだというのもあるので、もう少し今のLaVieで頑張ってみるとしよう。
ちなみに検討スペックは、今のと同等以上の性能でありながらより小さく軽く駆動時間が長いもの。
欲張りすぎだろとも思うけど、年々進化してるわけだし、VAIO type ZとThinkPad X200がかなりいい線いってるので、秋冬モデルで他社も追従してきて選択肢が広がるんじゃないかなぁと思っている。